体温と女性の健康 その2

子宮の冷え

 

子宮が冷えている女性は10人中9人と言われるほど多いようです。
実際に卵巣嚢腫や月経痛を抱える女性は腹部温度が低く、体温も35℃台であることから、漢方ではこの症状を「宮寒」と呼びます。

 

体温が低下すると

 

腹部には脾臓や胃、肝臓、腎臓という重要な器官が集中しており、女性の子宮周囲と腹部における血流量は全身の70%を占めます。
しかし腸などのように蠕動運動がない子宮周囲では体温が低下すると血流が滞り、下腹部になるほど更に冷えて毒素がたまりやすくなります。
また、長期にわたり体温が下がったままになると、血流量が落ちて毒素が代謝されず頑固な便秘の原因にとなります。
このため、女性は腹部の保温に十分気をつける必要があります。

 

子宮の冷えをとるには

 

専門家によると、子宮の冷えからくる月経痛の40%は子宮内膜の発育不全が原因であり、体操をして子宮の弾力を回復し血流をよくすると改善するということです。
心当たりのある人は女性医学専門家ルーシー・ドリュー考案の子宮体操をお勧めします。
(1)リラックスしてひざまづき、膝は自然に開いて腰を伸ばします。
(2)腰を前に倒し、胸と顔をなるべく地面に近づけるような姿勢で5分保ちます。
(3)続けて床に横になります。足を肩幅に広げて膝を立て、両手はおへその下へ置き、視線はまっすぐ上へ向けます。
(4)腰の力を使ってお尻をゆっくり上へあげます。なるべく長くこの姿勢を保つようにします。
週3回、2ヶ月間続ければ子宮の冷えがとれて月経痛が緩和します。