新常識?こんなことで体温は変化する その2

体温は死亡時刻をあらわす

 

ドラマなどで法医学者が死亡時刻を推定するシーンがありますが、推定方法の1つが体温です。
死後10時間以内の体温は1時間ごとに1℃下がり、10時間を過ぎると1時間ごとに0.5℃下がります。そしておよそ24時間後には周りの環境と同じ温度になります。

 

子どもは頭から放熱する

 

イギリスの医学雑誌では以下のことを紹介しています。
頭部の放熱率は髪の密度などで様々な要素が関係するものの、基本的に体は熱を失うと各部位の体温は同じ程度下がります。
しかし子どもは全身の表面積のうち頭部が占める割合が高いため、成人に比べて頭部からの放熱量が多くなります。

 

女性は冬に手足が冷えやすくなる

 

寒い環境に置かれると、心臓や肺、大脳などの重要な器官を守るため、これらの部位の血流量が増加します。
これにより身体の末端にあたる手足には冷えの症状が起こります。そしてこの現象は男性より女性に早い時点から顕著に見られます。

 

.微熱は身体を守る

 

平熱から1℃上がるとそれは発熱であり、一度熱が出ると本人だけでなく周りにも心配をかけてしまいます。
しかしこの熱は、細菌などの外敵を攻撃、排出した結果発生するものであり、体温が高い状態の方が白血球などは活発に動きやすいとされています。もちろん高熱が何日も続く場合は解熱が必要ですが、微熱程度で無理に解熱するとこれらの機能が鈍くなります。
以上のことからアメリカの家庭医療学会では、発熱は病気に対する生理的防御反応のひとつであり、微熱には需要な意味があるとしています。