体温が身体にもたらす不調 その2

1日の体温のリズム

 

アメリカのマリラン大学の研究によると、体温は1日に数回変動し、朝起床時は約36.4℃、夜は約36.9℃であり1日の変動の幅は1℃を超えないということです。
また、体温は新陳代謝の状況を表しており、夜安静に寝ている時は新陳代謝も緩やかなため体温は低めになります。
東洋医学では朝、体内の気が活動し始め昼ごろ最高点に達します。その後も午後は活発に動き新陳代謝が高まるため、3〜4時にお茶を飲んだりおやつを摂るなどしてエネルギー補充を行わう必要があります。
これを怠ると体温が保てずぼんやりしたり眠くなるなど、仕事や勉強の効率に支障が出ます。

 

 

体温と飲酒

 

お酒は身体を温めると考えられていますが、アメリカ陸軍環境医学研究所によると、アルコールは末梢血管を拡張するため、心臓や肺などの臓器のエネルギーは血液とともに末梢血管に持っていかれてしまいます。しかもこのエネルギーは末端に運ばれる過程で分散し、すぐに消滅するということです。
飲酒後身体が暖かく感じるのは皮膚表面の温度が少し上がるためであり、体内臓器の温度はむしろ低くなります。、このことから過度の飲酒は健康へ影響が大きいと言えます。
また専門家はこう指摘します。飲酒後は大量のエネルギーが臓器より外側へ集まります。暑いからといって外の冷たい空気に当たると体温調節機能が狂い、急激な体温低下を招きます。冬の飲酒後は手足を冷やさないよう注意が必要です。