体温と健康 その1

高体温というのは、平熱が36.5℃以上の比較的高い状態が保てていることを指します。
今回は高体温が身体にもたらす効果について紹介します。

 

内臓機能との関係

 

高体温は体内の消化酵素やその他内臓に有効な酵素の働きを活発にします。
そのため、便秘や膨満感、頻尿の予防効果があります。

 

2.抵抗力との関係

 

高体温はウイルスへの抵抗力を増強し、白血球の機能を高めて免疫疾患などの体質を改善します。

 

基礎代謝との関係

 

基礎代謝の高い人は特に運動をしなくても消費カロリーが高いのが特徴です。体温が1℃上がるごとに毎分あたりの脈拍数は10増加します。
過度の運動による脈拍の上昇は細胞の酸化を早めるため逆効果ですが、高体温状態がもたらす脈拍の上昇には体内に新鮮な酸素を送り込み、細胞の新陳代謝を高める効果があります。
また体温が1℃上がるごとに基礎代謝は12%増加します。低体温の人は基礎代謝が低く細胞の新陳代謝が衰え気味のため肌がくすむなどのトラブルが発生しやすくなります。

 

自律神経との関係

 

高体温は血管を柔軟にし、血液が全身へめぐりやすくします。またこれにより自律神経の働きやホルモンバランスが正常に保たれるようになります。
また体温調節は脳の視床下部が担っていますが、同時にここは自律神経やホルモンバランスを管理している場所でもあります。肩こりや頭痛、めまい、手足の冷え、無排卵、月経時の不調といった症状に深く関係しています。
ちなみに周りの環境に動じない人は、自律神経やホルモンが影響を受けず高体温の人が多いとされています。